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【赤い風船】

Posted by pigmon2 on 02.2009 映画 0 comments 0 trackback
 絵本のような映画でした。最初は無声映画かと思いましたが、流れる音楽の合間に短い会話が存在しました。音声よりも圧倒的に映像が語る作品です。
 ある男の子が通学途中大きな赤い風船を見つけて手に取ります。風船があまりにも大きいのでバスにも乗れず、教室へ持って入るわけにもいかないので、用務員さんと思われる人に預けます。帰り道雨が降っていますが男の子は傘を持っていません。何人かの人の傘に風船と一緒に入れてもらいながら家に帰ります。アパルトマンの窓から男の子は一旦風船を飛ばします。ところが風船は舞い戻ってきて、入れてほしいというように男の子の窓の前にぷかぷか浮かびます。そこで、男の子は風船を中にいれます。

 次の日、風船はまるで生きているかのようにぷかぷかと浮かびながら男の子の周りを漂います。男の子がバスに乗ってもぷかぷか浮かびながら付いていきます。そんなふうに風船と男の子は仲のいい友達みたいにいつも一緒にじゃれあいながら過ごします。

 ある日、おそらく教会の礼拝の後、風船がいたずらっ子達に捕らえられてしまいます。男の子はなんとか助けようとするのですが、パチンコで痛めつけれれた風船は弱りはてついにはひとりの子に踏み潰されてしまいます。悲嘆にくれてる男の子のもとに町中の風船が駆けつけます。そして男の子は大きな風船の束にぶら下がって空へ浮かび上がるのでした。

 
 ストーリーはいたってシンプルです。でも映像がとても素敵で風船がほんとうに生きているかのように見えるのです。カフェでコーヒーを飲みながらぼんやり眺めるのも向いてます。見ていて疲れず邪魔にならず、それでいて映像そのものを楽しめますから。

 主役の男の子はいつもグレーのスエット上下を着ています。見るからに生活レベルは高くなさそうです。1日目の帰り、学校から出てくる子供たちはみんな上着を着ているのに彼だけはスエットのままでなんだか寒々しい感じです。学校から出てきた男の子達とは対照的に風船を攻撃したいたずらっ子達はちょっと貧乏くさいようです。もしかしたら主役の男の子はいたずらっ子と同じコミニティーに属するのに無理していい学校へ通っているのかもしれません。

 男の子の通う学校は école ----- des garçon と書かれてました。学校の名前は読みきれなかったけど、男の子ばかりの小学校のようです。日本の学校みたいにどこかれでも自由に入れるようでなく、高い塀に囲まれ、正門のところに門番らしき人が立っていて生徒の出入りを監視しています。

 教会から出てきた時、男の子は下はスエットのパンツでしたが上は白いワイシャツにジャケットを羽織っていました。ふだんみすぼらしくても礼拝の時はきちんとした格好をする・・・家庭の厳格さが窺えます。教会へはおばあさんと一緒に来ていました。もしかして男の子は両親がいないのか、或いはおかあさんが病気で外出できないのか・・・確かになんとなく孤独感を感じさせる子です。それと同時に彼はとても素直でいい子だと見ているほうは確信してしまいます。

 こどばが少ない分、あれこれ思い巡らせてしまう映画です。





 
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