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【幸せになるためのイタリア語講座】

Posted by pigmon2 on 14.2009 映画 0 comments 0 trackback
 とってもわかりやすい映画でした。タイトルだけみるとラブ・コメみたいですが、意に反して大人の恋の物語。大きな感激や驚きはありませんが、普通の人々が普通に苦労しながら毎日を生きていく共感の持てる内容です。
 半年前に妻を失い代理牧師となったアンドレアスがコペンハーゲンのとある町に赴任してきたところからはじまる。主任牧師レッドマンからちくちく嫌がらせを受けながら町の人々と親しくなっていき、市役所で行われるイタリア語講座に参加する。

 そこに集まった人達は一様に皆何らかの悩みや行き詰まりを感じながら暮らしている。

気難しい父親から罵詈雑言を受けながらも介護するパン屋の店員、オリンピア。
アル中の母に振り回される美容師、カーレン。
人当たりがよく誰に対しても思いやりを示せるのに自身の性的不能で悩むホテルのフロントマン、ヨーゲン。
元花形サッカー選手だったのに選手生命を絶たれ悪態つきながら不承不承仕事をこなし、リストラ寸前のレストラン支配人、フィン。
そこにフィンの店で働くイタリア人のウェイトレス、ジュリアが加わり3組のカップルが出来上がるまでがストーリーの主軸。

 やたらに人が死ぬ映画だ。最初にイタリア語講師、次にオリンピアの父、それからカーレンの母。喪失ということばが随所に使われる。意地悪なレッドマン牧師も実は4年前に妻を失い、それから仕事も人間関係も投げやりになっていた。身近な人を失い、心にぽっかり穴が開いたような状態。それを埋めるのは自分で喪失感と向き合い自分で消化していくしかない。最後に代理牧師がレッドマンに楯突いたことばこそ本当のテーマなんだろう。

 デンマークの成婚率、離婚率がどのくらいかはわからないが、ここに出てくる人達はジュリアを除いてみな結構な年齢なのに独身。結婚したくないんじゃなくて、単に縁がなくてひとりでいるみたいだ。それでも心の中でパートナーを求めている。

 ストーリーが展開していく中で、カーレンとオリンピアは実は親の離婚によって離れ離れになった姉妹だということが判明する。二人とも親に振り回され青春を犠牲にしてきたともいえる。ただ、二人とも親と死に別れた後のほうが、背負ってきた重荷が解けたせいか、すっきりと魅力的な女性に見える。

 なかなか結婚できない大人、親の離婚、親の介護・・・日本にも通じる小さな日常的テーマが見え隠れする。 巷の評では華がないとか地味といったものが多かったが、イケてる俳優ばかりが出てくる映画は胃もたれがしそうで、時にはこういうさっぱりしたのもいいんじゃないかと思った。

 私的にはフィン役の俳優はベッカムもどきのイケメンだし、ジュリアもキュートで可愛らしかったのでそれなり夢があったと思う。でも普通っぽいところがやっぱりいいんだと思う。




  
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