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『ダブル』

Posted by pigmon2 on 08.2011 ミステリー 0 comments 0 trackback
 シャロン・マコーン・シリーズなんですが、本書はやや番外編です。マーシャ・マラーがご主人のビル・プロンジーニと競作したものでシャロンと名無しの探偵がコンビを組んで事件を解決します。
 「全国捜査員大会」に出席するためシャロンは故郷サンディエゴにあるカサ・デル・レイ・ホテルに来ていた。そこで友人のウルフこと名無しの探偵やかつての上司で今は同ホテルの保安課長になっているエレイン・ピカードと再会する。
 大会の最中、エレインがホテル内の塔から転落して死亡する。当初自殺かと思われたが目撃したウルフは不自然な落ち方から他殺を疑う。シャロンとウルフは独自操作に乗り出す。エレインは職場では人望はあるものの誰も彼女の私生活を知らない。二人の男性から求愛されていた事、何かの「クラブ」に所属していたこと、ホテルが何らかの犯罪に関与していることなどが浮かびあがってくる。
 宿泊していたはずの親子の失踪からウルフはホテルが何らしゃろかの事情がある人たちを国外逃亡に関与していることを探り出す。折りしも失踪事件とエレインの死の真相を掌握していると思われる探偵が殺される。ウルフは失踪事件を追ってメキシコへ。
 一方シャロンはクラブがある場所を突き止めて砂漠地帯へ赴く。レ・クラブはキノコ型の一軒家。そこに待ち受けていたのはエレインの親友・キャリン・シュガーマンの遺体だった。



 本書ではじめてシャロンの家族が登場する。肝っ玉かあさんのようなママ、ギターを鳴らしながら下品な歌を歌うパパ、離婚調停中の兄のジョン、子沢山の妹シャーリーン。賑やかでアットホームな家庭が垣間見られる。名無しの探偵はイタリア系の中年男性で温和なジェントルマンだ。プロンジーニの代表的な探偵らしい。彼のシリーズのひとつ『標的』にはシャロンの元彼グレッグ・マーカスが登場しているらしい。シャロンとウルフのコンビはこれ以前に短編『キャッチ・アンド・キャリー』で競演している。

 この事件のキーワードになるのが『レ・クラブ』。なんのクラブなのかは読んでいくうちにわかってくるが、事件関係者の多くがこのクラブに属し、秘密を共有している。どんな人にも人には知られたくない趣味や嗜好があるものなのかもしれない。




 
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