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『野ブタ。をプロデュース』

Posted by pigmon2 on 17.2011 読書 0 comments 0 trackback
堀北まき主演のドラマは見たけど、原作は随分違っている。まず野ブタは男だしアキラは出て来ないし、野ブタの親友のふりして裏で野ブタ達を陥れようと画策する陰険な女の子も出てこない。尺が短いぶん原作のほうが、ある意味単純だ。
 ただ、読んでいて気分のいい話ではない。最もドラマと異なるのは主人公修治の心の声。非常に上手く空気を読み誰とでも当たり障りなく付き合う。そして他人と着かず離れずの距離を保ち自分の本質を理解してもらおうとはせず、他人のことも深く知ろうとはしない。孤独であることを恐れ表面だけの仲間を保つ。

 いじめられっ子の転入生野ブタをプロデュースして人気者に仕上げることに成功する。ところが野ブタのプロデュースに夢中になり自分自身が張り巡らしていた気配りのバリアが緩んでしまう。春休みのある日コンビニで立ち読み中、ヤンキーに絡まれてボコボコにされてる人を目撃するが、関わりたくないので無視していた。その後それがクラスメートの1人と判り、何故あの時助けてくれなかったのか責められ、それを機に修治はクラスで孤立する。

 まがりなりにも仲間として付き合ってきた関係がそんなに脆く壊れるのかと思う。当事者同士は確かに気まずくなるだろうけど、周りにいる人達は冷静に受け止めるんじゃないだろえか。それとも今時の子は何かちょっとしたきっかけで誰かを仲間はずれにするような仕組みが出来てるのだろうか。もともとの関係がそれほど希薄なのだろうか。そう思ったらなんだか恐ろしくなった。

 日頃から少し気になっていたがうちの息子は高校に入ったあとはわからないが中学を出るまで親友と呼べるような友達がいなかったように思う。娘は年代とともに変化はするが常に一番仲良しの友達が存在していた。男の子と女の子で何かしら違いはあるのかもしれないが少し心配してた。

 とはいえ自分の中高生時代を振り返ってみても、確かにいつもつるんでる仲間はいたけどその人達が他の級友より特に好きだったから一緒にいた…というわけでもなかった。もちろん嫌いではないけど、殊更魅力を感じていたという程でもない。なんとなく…なんとなく一緒にいるようになって、なんとなくつきあってた。友達というのも何かのご縁なんだな、とこの年になると感じる。

 最終的に修治は自ら解決策を施す。なにもしないで悶々としているよりはいいのかもしれないが…一傍観者としては何か別の解決方法を考えてほしかった。



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