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『黒後家蜘蛛の会・1』

Posted by pigmon2 on 21.2007 ミステリー 2 comments 0 trackback
 アガサ・クリスティの『火曜クラブ』を連想させる親しい友人達が集まって謎解き合戦をする短編集。メンバーは弁護士、化学者、数学教師、暗号専門家、画家、作家というインテリ揃い。毎回ひとりゲストを迎え高級料理を食しながらの談話。そこで交わされた会話は一切外へはもらしてはいけない。しかも女人禁制。
 メンバーはそれぞれ専門知識を持つ有識者にも係らず、いつも謎を解いてしまうのは給仕のヘンリー。種証されてしまうとなんだそんなことかとおもうのだけど、実際なかなかそんなことが気がつかないものだ。

 イチオシは博学だけどうるさ型キャラの売れない作家イマニエル・ルービンの私生活が垣間見れるブロードウェーの子守唄。ルービンは人一倍口数が多くて他のメンバーからやや閉口され気味。いい味出してこの会を面白くしている。リービン自身は単なる騒音と思っていたことが、思わぬ強盗事件の犯人を割り出す破目に・・・

 他にも当事者は事件ともなんとも思っていないちょっと気になることが予想を超えた大きな事件へと繋がっていく話がこのシリーズには多く見られる。

 もうひとつの特徴は、我々が刑事ドラマやサスペンスドラマを見るとき、たいてい犯人は名前の知れた俳優が演じる。トリビアの調べでは、犯人役はたいてい新聞のテレビ欄の3番目に載っているらしい。ところが、このシリーズでは思いも寄らない人物、ドラマでいうところのエキストラにあたる人物が犯人になってしまう話が多い。

 ミス・マープルの暮らすセント・メアリー・ミード村では誰でも顔見知り。知り合いの中から犯罪が起こり犯人が現れる。しかし大都市ニューヨークでは知り合いに比べてあまりにも多いエキストラ=知らない人の数。都会を感じさせる本でもある。最後の死角もその一例。

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▶ Comment

 ぴぐもんさん、こんばんは!

 私も推理ものは好きなんです~、日本では森村誠一や西村京太郎なんかよく読みましたが、やはりこのアガサ・クリスティもドキドキする展開のストーリーで好きですね!
 おっしゃるとおり、短編集の「火曜クラブ」も面白いですし、有名な「オリエント急行殺人事件」は映画の印象が強くて一番記憶に残っています。
 やはり「名探偵ポワロとマープル」ですよね♪
2007.01.23 21:08 | URL | ルーシー #7qx8asY6 [edit]
ルーシーさん、こんにちわ
 ちょうど昨日『黒後家蜘蛛の会2』を読み終わりました。このシリーズ面白いですよ。短編は長編と違って醍醐味はないけど、気ままに読めるのがいいですね。
 ミステリーに限らず私は日本の作家が書いたものは割と縁が薄いんです。乱歩や横溝程度はかじりましたが・・・
 『オリエント急行・・』はちょっとずるい謎解きですが、面白いですね。
2007.01.25 17:14 | URL | ぴぐもん #- [edit]

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