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3人の女探偵

Posted by pigmon2 on 07.2007 ミステリー 0 comments 0 trackback
 ハードボイルドというジャンルは、どちらかというと敬遠する傾向にあったのだが、主人公が女性となると話は別で、これがなかなかクセになる。

 高倉健さんの任侠映画を見た後、映画館から出てくる人たちがさも自分が強くなったように肩で風きって歩いていく・・・というのがよくわかる。強くてカッコいい女探偵の話を読んだ後は、なんだか自分もタフでワイルドになったような気分に浸る。

 今回は代表的な3人の女探偵を紹介しよう。
 まず、一人目は日本でも大変人気があるサラ・パレッキーV.I.ウォーショースキー。文字通り男勝り、タフでワイルドで破天荒でカッコいい。ヴィックの魅力だけでなく、このシリーズは社会問題の提起とか女性が書いたとは思えないスケールの大きさがあって読み応えがある。

 次にヴィックといつも並んであげられるのがスー・グラフトンキンジー・ミルホーン。このシリーズはストーリー展開も面白く、なかなか読ませてくれる。ところが私自身は何故かキンジーが好きになれない。

 この二人は同じ1982年にデビューするやいなやたちまち女探偵ブームを巻き起こした立役者。キンジーヴィックほど破天荒ではなく、むしろ目の付け所が細かく女性の特性を生かしている。だが、彼女は依頼人に感情移入しすぎたり、事件で知り合った男性にすぐ惚れてしまったりと何やら女っぽい。どうもその辺が受け入れ難い。

 さて、その二人より遡って1977年にマーシャ・マラーシャロン・マコーンがデビューしている。現代の女探偵者の先駆けといえるのだが、当初の評判はあまり芳しくなかった。それでも多くの女流ミステリー作家は、マラーには絶大な敬意を示している。

 シャロン・マコーン・シリーズヴィック・シリーズのようなスケールの大きさはなく、ストーリー展開もどちらかといえばキンジー・シリーズに軍配が上がるかもしれない。テレビドラマのような娯楽性の強い気楽に読める内容だ。ただ私はシャロン・マコーンの人となりに何故か非常に惹かれる。

 シャロン・マコーンの最大の魅力は冷静さにあるように思う。ヴィックみたいにカッとして突っ走ったりキンジーのように感情的でない。おそらく3人の中で一番優等生だと思う。読者というのは、とりわけミステリーの読者は、主役が優等生であるよりちょっとクセがあるくらいのほうが受けがいい。その辺がシャロンがほかの二人より人気がでないひとつの要因かもしれない。

 以前課題図書という記事にも書いたが、自分にとってシャロン・マコーン・シリーズはなにか特別なものを感じる。おいおいシリーズの魅力を伝えていきたいと思う。





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