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『スピリチュアルにハマる人、ハマらない人』

Posted by pigmon2 on 20.2008 読書 0 comments 0 trackback
 香山リカという人は本を読んでいるぶんには特に何も感じないが、テレビで話している姿を見るとちょっとだけ不快感を感じる。不快の原因はおそらく彼女のしゃべり方。話し言葉というのは恐いなと思う。
 私自身話している時、聞き手に不快感を与えてしまう時がある。勿論、他人を嫌な気分にさせようと思って話しているわけではない。声というのはその人の抱えている何かしら負の部分が露見されてしまう。別な言い方をすれば人となりが何気に見えてしまう。
 
 この本は読んでいてムカつくようなものではなく(笑)今のスピリチュアルブームを分析したカジュアルに楽しめる一冊。
 香山氏の言う昨今のスピリチュアルはかつての霊媒のような胡散臭さがなく、統一教会やオーム経のような怪しさがないという観点は納得できる。だからこれほどまでにブームになったのだと思う。

 ただ、前世や生まれ変わりを信じている人が増えているという観点は
 小学生では前世や生まれ変わりを信じると答えた子が少ないが、年齢が高くなり高校生くらいになると逆に信じると答える子が増えるのだそうです。私は、これは年齢を重ね知恵がついたために別の考え方を許容できるようになっているに過ぎないのだと思う。

 死後の世界なんて誰だってはっきりわかるものじゃない。だから完全否定はしないのであって、あるのかもしれないしないのかもしれないとあいまいなままにしている。日本人はとりたて別の考えを許容できる民族でもありますし。だから頭っから前世や来世を信じているわけではないでしょう。

 欧米のほとんどの国は信者とは言い切れないにしても何らかの形でキリスト教と関わっている。キリスト教の考え方では生まれ変わるなんてことは有り得ないし、死後の人間は何の力ももたない。神様を信じる気持ちがあれば占いなんかに頼るのは邪道。にもかかわらず生まれ変わりを信じる人は少数ではあるが存在するし、死後の人間の怨念によるオカルト映画が後を絶えない。日本人の血液型同様、アメリカ人は自分のホロスコープを知っていて占いの話題は日常茶飯事。

 太古から人間はかもしれない世界に夢を馳せている。宇宙人にしろ、UFOにしろ、幽霊にしろにわかに信じられないものの、否定しきれないものほど想像力をかき立てるものはない。

 今スピリチュアルにハマっている人もブームが去れば熱が冷める、というか今でも100%信じきっているのではなく、どこか冷静にかもしれない世界を楽しんでいるような気がします。

 逆に香山氏の分析でとても面白かったのは、江原氏は無名の頃人のためになるように生きなさいと説いていたが、ある時期方向転換してまず自分のしあわせを追求することを前面に打ち出してきたら読者が食いついてきた。本も売れテレビにでるようになり知名度が上がった後で再び人のためになるようにと説きはじめた。

 江原氏ははじめっから人のためになるようにと言いたかったのでしょう。ただ、無名のおじさんにそんな説教臭いこといきなり言われても誰も耳を貸さない。名前あればこそ耳を傾ける。だからまず説教臭くない個人のしあわせを追求するような本を出し、人々の信頼を得てから自分の本当に言いたかったことを前面に出す。ブームを起こすだけあって、どうしてなかなか・・・したたかですね。



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