表面上ごく普通の高校生を装っている僕と人を寄せ付けない強烈な個性の美少女森野はある共通点があった。それは殺人とか死体とか血生臭いものに異常なほど興味を持っていること。
息子が愛読(?)してた本を借りて読みました。血生臭いのが苦手な人はおやめください。ただ、書き方があっさりしているので割りとエンターテイメントとして楽しめます。
息子が愛読(?)してた本を借りて読みました。血生臭いのが苦手な人はおやめください。ただ、書き方があっさりしているので割りとエンターテイメントとして楽しめます。
この話は独立した6編の短編で構成されている。なのでどれか1編だけ読んでも面白いが、やはり全体を通して読んだほうがそれぞれの関連がわかって面白い。それぞれの話の概要を紹介します。
◆前編:夜の章
暗黒系
ある日森野が連続少女殺人犯のものと思われる手帳を拾う。手帳をもとに、まだ報道されていない事件の足跡を追う森野と僕。そしてとうとう犯人と遭遇してしまう。
犬
僕の家の近所で相次いで子犬が誘拐される事件が起こる。犯罪の匂いを嗅ぎつけた僕は独自に調査していく。並行して母親の愛人に虐待を受ける犬と少女の話が語られる。
記憶
小さい頃自殺ごっこをしていて誤って死んでしまったという森野の双子の妹の死の真相。
◇後編:僕の章
リストカット事件
人間の手に異常な愛着を示し、手首から切り落とした手をコレクションしている男の話。
土
生きている人間を土の中に埋めてみたいという強い願望を持つ男の話。
声
身元もわからないくらい惨殺された被害者の妹、夏海は犯人と思われる人物から死の直前姉が録音したテープを渡される。そこに吹き込まれていたものは・・・
こうして書いてみると何だか怖そうだけど、それほど怖くはありません。書き方が淡々としているからでしょうか。どの話も結末にオー・ヘンリー顔負けのドンデン返しがあってそれ故楽しめます。特に犬はあまりにも意表を衝く結末に思わず笑ってしまいました。
最後の声のドンデン返しも面白かったです。作者の思惑に思わずはめられてしまいました。や〜参った!!
でも、この話は活字ならではの醍醐味があります。この話を映像化したらこの面白さは半減してしまうでしょね。それから森野に比べ語り手である僕は自身の描写が少ない。この最後の話にきてはじめて僕が客観的に描かれる。そして客観的に語られることによって、それまで見えなかった僕の人物像が見えてきて、尚且つ僕と周りの人達、事件で係わった人達との関連が改めて見えてくる面白さがある。
もうひとつ、この各編のタイトルが短いのがいい。1語で短い位のほうがミステリアスな雰囲気を醸し出していると思う。2時間ドラマのような長いタイトルはミステリアスな気分が半減してしまう。時々原作者は短くシャープなタイトルをつけているにも係わらず、翻訳者がこじゃれた長ったらしいタイトルをつけていたりする。そんな原作者をなんとも気の毒に思う。
◆前編:夜の章
暗黒系
ある日森野が連続少女殺人犯のものと思われる手帳を拾う。手帳をもとに、まだ報道されていない事件の足跡を追う森野と僕。そしてとうとう犯人と遭遇してしまう。
犬
僕の家の近所で相次いで子犬が誘拐される事件が起こる。犯罪の匂いを嗅ぎつけた僕は独自に調査していく。並行して母親の愛人に虐待を受ける犬と少女の話が語られる。
記憶
小さい頃自殺ごっこをしていて誤って死んでしまったという森野の双子の妹の死の真相。
◇後編:僕の章
リストカット事件
人間の手に異常な愛着を示し、手首から切り落とした手をコレクションしている男の話。
土
生きている人間を土の中に埋めてみたいという強い願望を持つ男の話。
声
身元もわからないくらい惨殺された被害者の妹、夏海は犯人と思われる人物から死の直前姉が録音したテープを渡される。そこに吹き込まれていたものは・・・
こうして書いてみると何だか怖そうだけど、それほど怖くはありません。書き方が淡々としているからでしょうか。どの話も結末にオー・ヘンリー顔負けのドンデン返しがあってそれ故楽しめます。特に犬はあまりにも意表を衝く結末に思わず笑ってしまいました。
最後の声のドンデン返しも面白かったです。作者の思惑に思わずはめられてしまいました。や〜参った!!
でも、この話は活字ならではの醍醐味があります。この話を映像化したらこの面白さは半減してしまうでしょね。それから森野に比べ語り手である僕は自身の描写が少ない。この最後の話にきてはじめて僕が客観的に描かれる。そして客観的に語られることによって、それまで見えなかった僕の人物像が見えてきて、尚且つ僕と周りの人達、事件で係わった人達との関連が改めて見えてくる面白さがある。
もうひとつ、この各編のタイトルが短いのがいい。1語で短い位のほうがミステリアスな雰囲気を醸し出していると思う。2時間ドラマのような長いタイトルはミステリアスな気分が半減してしまう。時々原作者は短くシャープなタイトルをつけているにも係わらず、翻訳者がこじゃれた長ったらしいタイトルをつけていたりする。そんな原作者をなんとも気の毒に思う。
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