【ジェヴォーダンの獣】
 DVDのパッケージを見ると主演がヴァンサン・カッセルとモニカ・ベルッチになってますが、本来はサミュエル・ル・ビア、マーク・ダコクカスとすべきでしょう。映画の宣伝のために来日したのは監督とヴァンサン&モニカでした。やはり日本で全く無名の俳優さんより少しは名の通った俳優さんをタイトルにしたほうが興業上都合がいいのでしょう。
 ヴァンサンとモニカはドーベルマンアレックスでは恋人役。アンルーリーアパートメントでは元恋人役。そしてスパイ・バウンドでは恋人になりそうな気配の同僚を演じて共演している。しかし、この作品では共演しているもののほとんど接点はない。そういった意味ではとても新鮮だった。

 この映画を見たのは実は2回目。最初に見た時はエンターテイメントとして単純に楽しめたのに、2回目となるとストーリーがわかっている分楽しめなかった気がした。それから映像の撮り方やベタな演出が目についてしまって、ああ、やっぱりB級だなと改めて感じいってしまった。

 どなたかのレビューに主役がカッコよすぎないのがいいとありましたが、この主人公の生物学者、見た目もさほどカッコ良くないどころか、ウケ狙いでニセモノの標本を用意したり、領主の娘にちょっかい出したり、娼婦を買ったりとなんとも人間臭い。まあ、そういうところがとってもフランスらしかったかな。

 主人公が恋する領主の娘は素朴で可愛らしいのに対し、娼婦役のモニカはジプシーの雰囲気を醸し出していてなかなか魅力的でした。ヴァンサンはここでもクレージーな役でファンの期待を裏切りませんでした。

 アラを探せばいくらでも出てきそうですが、娯楽としてなら十分楽しめます。でも何度も繰り返し見たいとうほどではないようです。


 

 
2008/06/29(Sun) | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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